第3期 相応部経典

パーリ仏典
第3期 相応部経典 【全10巻】 サンユッタニカーヤ

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相応部(サンユッタニカーヤ)を全訳する。

相応部とは、釈尊の数多くの教え(経の内容)を、テーマ(主題)ごとに分類し、結合(相応)したもので、教えの骨子として略説的に示された経が多く、有偈篇、因縁篇、蘊篇、六処篇、大篇の五つの篇に大別される。その内訳は現行のテキストによれば、56相応で構成され、経数は2854に及ぶ。

2014年3月現在、既刊4冊。

パーリ仏典 ③-1

パーリ仏典 ③-1 
 相応部(サンユッタニカーヤ)有偈篇Ⅰ

片山一良/訳

A5判 432頁 税込9,720円 本体9,000円 978-4-8043-1213-2 2011.06

有偈篇とは、相応部の第一篇に当たり、「偈(詩句)を有する経」の集成である。11相応、271経からなる。本書には、前半の「天相応」「天子相応」「コーサラ相応」に分類される136経を収録する。

パーリ仏典 ③-2

パーリ仏典 ③-2
 相応部(サンユッタニカーヤ)有偈篇Ⅱ

片山一良/訳

A5判 484頁 税込10,800円 本体10,000円 978-4-8043-1214-9 2012.04

本書には、有偈篇後半の「悪魔相応」(真理の洞察を妨げる悪しき魔に関する内容)、「比丘尼相応」(女性の出家者に関する内容)、「梵天相応」(仏教を守護する神々に関する内容)、「バラモン相応」(阿羅漢や信者に関する内容)、「ヴァンギーサ相応」(阿羅漢となったヴァンギーサ長老に関する内容)、「林相応」(密林に住む神々や比丘に関する内容)、「夜叉相応」(悪神または善神として現れる夜叉に関する内容)、「サッカ相応」(神々の主サッカ〔=帝釈天〕に関する内容)に分類される135経を収録する。

パーリ仏典 ③-3

パーリ仏典 ③-3
 相応部(サンユッタニカーヤ) 因縁篇Ⅰ

片山一良/訳

A5判 576頁 税込12,960円 本体12,000円 978-4-8043-1215-6 2014.02

因縁篇は、相応部の第二篇に当たり、10相応、417経からなる。「因縁」とは、生起・出生・発生などと解されるが、「根拠」とも同義の言葉で、つまり「縁起」に他ならない。その篇名の通り、本篇は十二縁起を主題とする経の集成。本書には、前半の「因縁相応」(縁起に関する内容)、「現観相応」(四諦の了解に関する内容)に分類される235経を収録する。

パーリ仏典 ③-4

パーリ仏典 ③-4
 相応部(サンユッタニカーヤ)因縁篇Ⅱ

片山一良/訳

A5判 552頁 税込12,960円 本体12,000円 978-4-8043-1216-3 2014.03

本書には、因縁篇後半の「界相応」(十八界などの「要素」に関する内容)、「無始相応」(輪廻に関する内容)、「カッサパ相応」(頭陀行第一のマハーカッサパ長老に関する内容)、「利得尊敬相応」(利得と尊敬と名声による障害に関する内容)、「ラーフラ相応」(密行第一のラーフラ長老への仏の説示に関する内容)、「ラッカナ相応」(第一経がラッカナ長老に因むことからの命名、他の経は悪業者の前世の話を主とする)、「比喩相応」(比喩による説法)、「比丘相応」(すぐれた比丘を主題とする内容)に分類される182経を収録する。

パーリ仏典  ③-5

パーリ仏典 ③-5
 相応部(サンユッタニカーヤ) 蘊 篇Ⅰ

片山一良/訳

A5判 712頁 税込15,120円 本体14,000円 978-4-8043-1217-0 2016.08

蘊篇は、相応部の第三篇にあたり、13相応、716経からなる。「蘊」すなわち「五蘊」とは、色蘊という色(物質、身体)の集まり、受蘊という受(感受作用)の集まり、想蘊という想(想念)の集まり、行蘊という行(意思、形成作用)の集まり、識蘊という識(識知作用)の集まりをさし、その「五蘊」は身心であり、自己である。すなわちそれは無我である、ということにほかならない。
本書には、このうち量的に最も大部の相応である前半の一相応であり、五蘊に関する説示を内容とする「蘊相応」に分類される15章、159経を収録する。


目 次

 凡 例

 解説 蘊篇Ⅰ所収経の梗概

第一 蘊相応

[根本五十経]

第一 ナクラピターの章
1 ナクラピター経/2 デーヴァダハ経/3 ハーリッディカーニ経/4 第二ハーリッディカーニ経/5 定経/6 独坐経/7取著畏怖経/8 第二取著畏怖経/9 三時無常経/10 三時苦経/11 三時無我経

第二 無常の章
1 無常経/2 苦経/3 無我経/4 「無常であるもの」経/5 「苦であるもの」経/6 「無我であるもの」経/7 有因無常経/8 有因苦経/9 有因無我経/10 アーナンダ経

第三 荷物の章
1 荷物経/2 遍知経/3 証知経/4 欲貪経/5 楽味経/6 第二楽味経/7 第三楽味経/8 歓喜経/9 生起経/10 禍根経/11 壊滅経

第四 「そなたらのものに非ず」の章
1 「そなたらのものに非ず」経/2 第二「そなたらのものに非ず」経/3 「ある比丘」経/4 第二「ある比丘」経/5 アーナンダ経/6 第二アーナンダ経/7 随法経/8 第二随法経/9 第三随法経/10 第四随法経

第五 自島の章 1 自島経/2 行道経/3 無常経/4 第二無常経/5 随見経/6 蘊経/7 ソーナ経/8 第二ソーナ経/9 喜尽経/10 第二喜尽経

[中分五十経]

第六 接近の章
1 接近経/2 種子経/3 感嘆語経/4 取転経/5 七処経/6 正自覚者経/7 無我相経/8 マハーリ経/9 燃焼経/10 言語路経

第七 阿羅漢の章
1 「執着している」経/2 「妄想している」経/3 「歓喜している」経/4 無常経/5 苦経/6 無我経/7 非我所経/8 貪染確立経/9 ラーダ経/10 スラーダ経

第八 所食の章
1 楽味経/2 生起経/3 第二生起経/4 阿羅漢経/5 第二阿羅漢経/6 獅子経/7 所食経/8 托鉢食経/9 パーリレッヤ経/10 満月経

第九 長老の章
1 アーナンダ経/2 ティッサ経/3 ヤマカ経/4 アヌラーダ経/5 ヴァッカリ経/6 アッサジ経/7 ケーマカ経/8 チャンナ経/9 ラーフラ経/10 第二ラーフラ経

第一〇 花の章
1 河経/2 花経/3 泡沫団喩経/4 牛糞塊経/5 爪先経/6 純経/7 紐縛経/8 第二紐縛経/9 斧柄経/10 無常想経

[後分五十経]

第一一 辺の章
1 辺経/2 苦経/3 有身経/4 所遍知経/5 沙門経/6 第二沙門経/7 預流者経/8 阿羅漢経/9 欲断経/10 第二欲断経

第一二 説法者の章
1 無明経/2 明経/3 説法者経/4 第二説法者経/5 束縛経/6 遍問経/7 第二遍問経/8 所束縛経/9 所取著経/10 持戒者経/11 有聞者経/12 カッパ経/13 第二カッパ経

第一三 無明の章
1 生起法経/2 第二生起法経/3 第三生起法経/4 楽味経/5 第二楽味経/6 生起経/7 第二生起経/8 コッティカ経/9 第二コッティカ経/10 第三コッティカ経

第一四 熱灰の章
1 熱灰経/2 無常経/3 第二無常経/4 第三無常経/5 苦経/6 第二苦経/7 第三苦経/8 無我経/9 第二無我経/10 第三無我経/11 厭離多大経/12 無常随観者経/13 苦随観者経/14 無我随観者経

第一五 見の章
1 内経/2 「これは私のものである」経/3 「それは我である」経/4 「私のものも生じなかったであろう」経/5 邪見経/6 有身見経/7 随我見経/8 執着経/9 第二執着経/10 アーナンダ経

補  註
索  引

パーリ仏典 ③-6

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 相応部(サンユッタニカーヤ)蘊 篇Ⅱ

片山一良訳

A5判 592 税込14,040円 本体13,000円 978-4-8043-1218-7 2016.10

蘊篇は、相応部の第三篇にあたり、13相応、716経からなる。「蘊」すなわち「五蘊」とは、色蘊という色(物質、身体)の集まり、受蘊という受(感受作用)の集まり、想蘊という想(想念)の集まり、行蘊という行(意思、形成作用)の集まり、識蘊という識(識知作用)の集まりをさし、その「五蘊」は身心であり、自己である。すなわちそれは無我である、ということにほかならない。
本書は、蘊篇に収められた一三相応、七一六経のうち、後半の一二相応(第二「ラーダ相応」~第一三「禅相応」)、五五七経の全訳、および訳註である。

凡  例

解説 蘊篇Ⅱ 所収経の梗概

第二 ラーダ相応

第一章 魔経/有情経/有導経/所遍知経/ 沙門経/第二沙門経/預流者経/阿羅漢経/ 欲貪経/第二欲貪経

第二章・第三 懇願の章・第四 近座の章 魔経/魔法経/無常経/無常法経/苦経/苦法経/無我経/無我法経/尽法経/壊法経/集法経/滅法経

第三 見相応

第一 預流の章 風経/「これは私のものである」経/「それは我である」経/「私のものも生じなかったであろう」経/「布施されるものはない」経/「行為する者に」経/因経/大見経/常住見経/非常住見経/有限経/無限経/霊魂肉体同一経/霊魂肉体別異経/如来存在経/如来非存在経/如来存在非存在経/如来非存在非非存在経

第二 第二行路の章・第三 第三行路の章 風経/「これは私のものである」経/「それは我である」経/「私のものも生じなかったであろう」経/「布施されるものはない」経/「行為する者に」経/因経/大見経/常住見経/非常住見経/有限経/無限経/霊魂肉体同一経/霊魂肉体別異経/如来存在経/如来非存在経/如来存在非存在経/如来非存在非非存在経/有色我経/無色我経/有色無色我経/非有色非無色我経/一向楽経/一向苦経/楽苦経/非苦非楽経

第四 第四行路の章 無風経/「これは私のものである」経/「それは我である」経/「私のものも生じなかったであろう」経/「布施されるものはない」経/「行為する者に」経/因経/大見経/常住見経/非常住見経/有限経/無限経/霊魂肉体同一経/霊魂肉体別異経/如来存在経/如来非存在経/如来存在非存在経/如来非存在非非存在経/有色我経/無色我経/有色無色我経/非有色非無色我経/一向楽経/一向苦経/楽苦経/非苦非楽経

第四 入相応

眼経/色経/識経/触経/触所生経/色想経/色意思経/色愛経/地界経/蘊経

第五 生起相応 眼経/色経/識経/触経/ 触所生経/想経/意思経/愛経/界経/蘊経

第六 煩悩相応 眼経/色経/識経/触経/ 触所生経/想経/意思経/愛経/界経/蘊経

第七 サーリプッタ相応 遠離生経/無尋経/喜経/捨経/空無辺処経/識無辺処経/無所有処経/非想非非想処経/滅尽定経/スチムキー経

第八 龍相応 純経/殊勝経/布薩経/第二布薩経/第三布薩経/第四布薩経/聞経/第二聞経/第三聞経/第四聞経/卵生布施資助経・十集/胎生布施資助経・十集/湿生布施資助経・十集/化生布施資助経・十集

第九 金翅鳥相応 純経/「運び去る」経/ 二種行者経/第二・二種行者経など三集/卵生布施資助経・十集/胎生布施資助経など三十集

第十 ガンダッバ身相応 純経/善行経/根香施者経/心材香施者経など九集/根香布施資助経・十集/心材香布施資助経など九十集

第十一 雲相応 純経/善行経/寒冷雲布施資助経・十集/暑熱雲布施資助経〔四十集〕/寒冷雲経/暑熱雲経/闇雲経/風雲経/雨雲経

第十二 ヴァッチャゴッタ相応 色無智経/ 受無智経/想無智経/行無智経/識無智経/ 色不見経など五集/色不現観経など五集/色不随覚経など五集/色不洞察経など五集/色不観察経など五集/色不近察経など五集/色不精察経など五集/色不等観経など五集/色不省察経など五集/色不現見経など四集/識不現見経

第十三 禅相応 定根本入定経/定根本在定経/定根本出定経/定根本順応経/定根本所縁経/定根本領域経/定根本発起経/定根本恭敬行者経/定根本常行者経/定根本適応行者経/入定根本在定経/入定根本出定経/入定根本順応経/入定根本所縁経/入定根本領域経/入定根本発起経/入定根本恭敬経/入定根本常経/入定根本適応行者経/在定根本出定経など八集/出定根本順応経など七集/ 順応根本所縁経など六集/所縁根本領域経など五集/領域根本発起経など四集/発起根本恭敬経など三集/恭敬根本常行者経など二集/常根本適応行者経

補  註
索  引

相応部 ③-7 六処篇Ⅰ

相応部 ③-7 六処篇Ⅰ

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相応部 ③-8 六処篇Ⅱ

相応部 ③-8 六処篇Ⅱ

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相応部 ③-9 大篇Ⅰ

相応部 ③-9 大篇Ⅰ

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相応部 ③-10 大篇Ⅱ

相応部 ③-10 大篇Ⅱ

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