インド仏教教団 正量部の研究

インド仏教教団 正量部の研究

インド仏教教団 正量部の研究

並川孝儀

A5判
448頁
税込9,720円
本体9,000円
978-4-8043-0579-0
2011.10

未知なるインドの仏教教団・正量部について、チベット語訳文献『有為無為決択』所引の正量部説を解読し、初めてその主要な教理を詳らかにするとともに、学派としての成立年代の推定や所伝の文献の比定など、関連する諸問題に果敢に挑んできた長年の研究成果をここに結集する。

〈主要項目〉

【第一部 正量部の研究】
 第一章 正量部に関する文献資料
      梵語文献/パーリ語文献/チベット語訳文献/漢字文献
 第二章 正量部の歴史的展開
      「正量部」の名称/正量部の成立と展開/犢子部と正量部の関係/
      『有為無為決択』の正量部説と『律二十二明了論』
 第三章 正量部の思想
      煩悩説/業論/修行論(聖諦論)/
      ゴータマ・ブッダの過去の悪業とその果報
 第四章 正量部所伝の文献
      鸚鵡経類の展開とマハー・カルマ・ヴィバンガの帰属部派/
      パトナ・ダルマパダの伝承と帰属部派

【第二部 チベット語訳『有為無為決択』所引の正量部説 和訳と引用文】
 第一章 『有為無為決択』所引の正量部説のシノプシスと和訳
 第二章 『有為無為決択』所引の原典文(偈文)