法華経成立の新解釈 仏伝として法華経を読み解く

法華経成立の新解釈 仏伝として法華経を読み解く

法華経成立の新解釈 仏伝として法華経を読み解く

平岡聡

四六判
352頁
税込4,752円
本体4,400円
978-4-8043-0583-7
2012.10

《本書の概要》

第一章 序論
法華経の成立に関する従来の研究を概観するとともに、本書の独自な視点を提起する。

第二章 仏伝の考察
仏伝の起源・展開・資料について概説し、仏伝の基本的な内容を仏弟子たちに関する伝承も含めて紹介する。

第三章 仏伝としての法華経
法華経の第1章~第16章、つまり、序品~如来寿量品は、仏伝における燃灯仏授記~般涅槃を素材として形成されていることを論証する。

第四章 挿話の考察
法華経の化城喩品以下の諸章には、部派仏教の文献に多く採録される説話が、素材としていわば挿話的に用いられていることを論証する。

第五章 法華経の成立をめぐる諸問題
以上の考察を承けて、法華経の全体構成/仏伝の発達と法華経段階成立説との関係/法華経の編纂意図/法華経と説一切有部との近親性など、成立に関わる事柄について論じる。