仏教文献研究

仏教文献研究

仏教文献研究

袴谷憲昭

A5判
804頁
税込19,440円
本体18,000円
978-4-8043-0588-2
2013.12

なにが仏教なのか― 真摯に仏教文献と向き合った成果の一大集成!
伝統的な三蔵にせよ、大乗にせよ、仏教文献は、仏教教団が生み出したものだ。それにもかかわらず、それらの仏典には、仏教としての思想表明よりも、さらに顕著に自らを壊滅に導く圧倒的な傾向(ヒンドゥーイズム)が認められる。
生活・習慣(インド的通念)に浸蝕されてゆく哲学・思想(仏教教義)

【収録内容】
〈序論〉伝統教団における仏教文献の形成と展開
〈本論〉
1.『発智論』の「仏教」の定義/2.〈法印〉覚え書/3. 七仏通戒偈ノート/
4. カイネーヤ仙人(一音演説法)物語/5. 貧女の一灯(小善成仏)物語/
6.『法住記』(十六羅漢)の文献学的考察/7. アビダルマ仏教における菩薩論/
8. 出家菩薩と在家菩薩/9. 菩薩成仏論と捨身二譚/
10.『法華経』と『無量寿経』の菩薩成仏論/11. 仏国土思想関連資料および雑記/
12.『瑜伽師地論』における64種の有情分類リストについて/
13. 選別学派と典拠学派の無表論争/14. 無我説と主張命題(破我品)の一考察/
15. 離言の思想背景/16. 中観派に関するチベットの伝承

【関連書】
仏教教団史論 袴谷憲昭/著 A5判 462頁 税込9,450円 4-8043-0550-5