①-2 法華玄義Ⅰ

①-2 法華玄義Ⅰ

新国訳大蔵経[中国撰述部]
第2冊 [法華・天台部]
①-2 法華玄義Ⅰ

菅野博史/訳註

A5判
376頁
税込10,584円
本体9,800円
978-4-8043-8202-9
2011.09

天台教学の実質的な開祖・天台大師智顗(538-597)の講説を、弟子の章安大師灌頂(561-632)が整理して成った、根本典籍『法華玄義』全十巻(あるいは全二十巻とも数える)。その全文を三分冊で読み解く第一弾。本書は中国のみならず、日本でも比叡山を中心に連綿と研鑽され続け、日本人の法華経観を方向づけた最も権威ある法華経注釈書とされる。
『Ⅰ』には巻一上~巻四下を収録。五重玄義の通釈としての七番共解の全てと、別釈としての五重各説の第一「釈名」(経題「妙法蓮華経」の解釈)の中、衆生法・仏法・心法の三法に分類して解釈する「法」から、「妙」の解釈について、『法華経』の迹門がそれ以前の経より優れていることを説く「迹門の十妙」の第四「位妙」の大樹の位までを取り上げる。